2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

デューイについて

「倫理学は、行動を正邪と善悪を考察し扱う学問である」

倫理学

倫理学とは、端的に言って、人間のより良い生き方を問い、それを吟味する学である。 1)記述倫理学:世間で通用している道徳は世論によって作られる一種の社会現象であり、これを記述することが記述倫理学の役目となる。2)規範倫理学:われわれがより良く…

ナラトロジー

人間の物語る行為及びその産物としての物語を研究する学問分野

目的論

事物や事態を目的という観点に従って説明する方式 自然の合理性を根拠に神の存在証明を行うと結びつく

他我問題

「私の心的状態」を語る際のの必要性やの不可能性の指摘によって、「他人の心」の問題は誤って立てられたナンセンスな問いであるとされた。

寛容の原理

カルナップが『言語の論理的構文論』[1934]において提出した原理。「誰でも自分自身の論理、言語形態を自由に構成してもよい」と表現される。

ルーマンにとっての「システム」

ルーマンの理論の出発点は、「社会秩序は可能か?」という問いである。 その答えを、全てのことが起こり得る「可能なもののカオス」=「複雑性」として世界に秩序を与えること、 つまり社会秩序を「世界の複雑性の縮減」に求める。世界の複雑性の縮減という…

内在的実在論・形而上学的実在論

形而上学的実在論とは、世界は心から独立したあるがままの対象からなる全体であり、その世界についての唯一の「真なる記述」が存在する また真理とはそのような対象と記述との対応であり、それは認識論的含意をもたない。要するに、理論はわれわれのいかなる…

真理について

真理とはである。世界に関する複数の「真なる理論」の存在が認められ、世界のその様々なヴァージョンの内部では指示問題はトリヴィアルに解決される。真理と正当化の容易な同一化を拒絶。

哲学と倫理の目的

1.哲学の目的、より限定して言えば倫理が目指すべきものは、不可謬性(あるいは理論的な永遠の真理)であってはならない。「哲学が再生するためには、普通の人々が抱える問題を解決するための方法とならなければならない。」自分の時代に生じている問題の解…